digコマンドとは

digコマンドは、domain information groperの略で、ドメイン情報を調べることが出来るLinuxコマンドの1つです。
このコマンドは、MacのターミナルやWindowsのコマンドプロンプトなどで使用することができます。
黒い画面に慣れていない方もいるかも知れませんが、簡単なコマンドなので特に難しいことはありません。

digコマンドの使い方

ここでは簡単な使い方だけ紹介します。
試しにexample.comのTXTレコードを調べてみましょう。 まずはターミナル、またはコマンドプロンプトを開いて、下記コマンドを入力してEnterキーを押してください。
dig exmaple.com txt
そうすると、下記のような形で色々と出力されます。
; <<>> DiG 9.10.6 <<>> example.com txt
;; global options: +cmd
;; Got answer:
;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 39904
;; flags: qr rd ra ad; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 0, ADDITIONAL: 1
;; OPT PSEUDOSECTION:
; EDNS: version: 0, flags:; udp: 1452
;; QUESTION SECTION:
;example.com.			IN	TXT
;; ANSWER SECTION:
example.com.		10755	IN	TXT	"v=spf1 -all"
;; Query time: 12 msec
;; SERVER: 1.1.1.1#53(1.1.1.1)
;; WHEN: Thu Jan 24 12:06:09 JST 2019
;; MSG SIZE  rcvd: 64
出力された内容の中で注目するのは、ANSWER SECTION の項目です。
この項目を見るとSPFが設定されていることがわかります。
;; ANSWER SECTION:
example.com.		10755	IN	TXT	"v=spf1 -all"
同様にAレコードを見てみましょう。
dig exmaple.com a
出力結果で確認するのは、ANSWER SECTION の項目でしたね。
;; ANSWER SECTION:
exmaple.com.		974	IN	A	185.73.44.35
ネームサーバの場合は、ns を付けると確認できます。
dig exmaple.com ns
ANSWER SECTION の項目で、ネームサーバーの情報も確認できました。
;; ANSWER SECTION:
exmaple.com.		10295	IN	NS	numpty.absolutelyplastered.com.
exmaple.com.		10295	IN	NS	a.authns.bitfolk.co.uk.
exmaple.com.		10295	IN	NS	b.authns.bitfolk.com.
exmaple.com.		10295	IN	NS	c.authns.bitfolk.com.

最後に

ネームサーバーやレコードなどDNS設定の変更の際には、是非使ってみてください。

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